ジンセイカタミチ

産後ママの悩み、大分のこと、タメになったことをシェアします

死と向き合うことで今何をするべきかに気付くきっかけを見つけることができる。

ぼくは寝坊した。

理由はおいおい話す。

 

ところで、このブログのタイトルはジンセイカタミチ、人生片道切符からとっている。

人生は生まれた瞬間から死へ向かっている。

これは誰にも避けて通れない道だ。

ぼくは先日44歳の誕生日を迎えた。

ぼくの中ではとっくに折り返し地点を過ぎている実感がある。

だからこそ死についてよく考える。

このままじゃいけない、娘も二人いる、きつい嫁だが今までお世話にはなった。

お世話になったどころか、結婚して共働きで(嫁は看護師、ぼくはケアマネージャー)安定した収入を確保していたのに、まだ二人目の娘が生まれて2年目に仕事をやめて整体師になった。

もう反対を押し切って開業したのだ。整体業の状況はというと散々な結果である。

開業から赤字は3年以上続いた。今もアップアップしながら運営している中コロナ禍だ。

そんなんだから貯金もない。

生命保険にも入っていない。

年金もろくに払えない。

 

恐ろしくなった。僕に何かあったらどうする?

ぽっくりいけたらいい。幸い嫁は稼いでいる。子供二人くらいなんとかできるだろう。

ぽっくりいけなかったら?

例えば脳梗塞を発症して重い障害が残ったら。。

嫁が倒れたら?

それこそ成り立たない。今の現状では。

 

暇な時間は常に悩むようになった。

悩んでもしょうがないのに。

 

 

先日の誕生日の後、子供たちが寝静まってから今後のことを話し合った。

以前から嫁とは、整体業で売り上げが足りない分は副業で補う形で合意していたが、

今回ぼくは「もういっそのこと廃業しようと思う」と切り出した。

嫁はこういった。

「ここまで人の言うことも聞かず勝手に始めて、やめるんか。今までの苦労は何だったんか。もっと死ぬ気でやれ」

 

ぼくが未練たらたらなのを分かっていて発破かけてくれたのだろう。

ほんとうはやめてほしいと思っているんだろうと思っているが、ここまで来たら嫁も意地になっている気がする。

 

ありがたい気持ちでいっぱいだ。

 

 

40代に入り、自分の死を考えるようになるのは珍しいことではないかと思う。

このような状況で、死について取り扱った本を本屋で物色したりAmazonで検索している中、夢をかなえるゾウ4という本に出会った。

夢をかなえるゾウは大人気作品らしく、1から4まで発売されている。

累計400万部を超えているらしい。

ぼくが手にとったのはシリーズ4だ。本屋で立ち読みしていて、副題の「死神」の文字が目に留まりパラパラページをめくってみた。

書かれてあった「人間が死際に後悔する10のこと」がぼくの心の琴線に触れた。

 

今8割がた読みすすめたところだ。

起承転結でいうと転まできている。

一番いいところである。

昨晩、夜中の2時半まで一気に読みすすめたところで力尽きた。

今朝、寝坊した理由だ。

 

 

読み終わってからじっくり感想を書きたいと思う。